
トランプ、教育省を解体。2025年3月23日の CTXTの漫画
ドナルド・トランプは教育省を解体する大統領令に署名し、連邦政府を削減するという選挙公約を実現し、レーガンの夢に立ち返った。彼は教育の権限を州に戻すつもりだ。
ホワイトハウスは、議会の承認なしには閉鎖できないことを知っているので、学生支援、奨学金、ローンの管理など、中核的な機能だけは存続させると主張しているが、すでに職員の半数近くが解雇されているため、どう考えても実質的に閉鎖することになる。そして、これは始まりにすぎない。トランプ大統領はその意図を公言していない。「われわれはこれを廃止する」、「われわれはこれを閉鎖し、できるだけ早く閉鎖する」と強調した。
さらに、この最初の動きの核心は、学生ローンやペル・グラントの管理、特別な支援を必要とする子どもたちのためのリソースといった中核機能の削減でしかない。
トランプにとって、新自由主義的な田舎者たちにとってそうであるように、国は自分のビジネスのひとつに過ぎず、閉鎖の根拠は学校の成績の悪さにある。オレンジ色の大統領が断言するのは、「何の役にも立っていない」ということだ。学校をより効率的にするための改革など、一瞬たりとも計画されていない。その「節約」で、文化と教育が栄えるのだ。
私が映画『イディオクラシー』の一節でこの人たちのマネジメントを例えたのはこれが初めてではない。その証拠に、たくさんのボタンがある。無能なトランプの馬鹿げた行為のどれをとっても、ロボトミーさながらの情熱で拍手喝采する拍手喝采者が後を絶たない。そして、それが狂気のコンビによるものであれば、突拍子もないことが保証される。
マイク・ジャッジの映画の脚本に似ているというわけではなく、くだらなさではそれをはるかに凌駕している。そこには、イーロン・マスクの 卑屈で、下卑た、ブツブツ言う イーロン・マスクが、彼自身の下卑た、ブツブツ言うセリフで、教育省の閉鎖をパステル調のミームで祝っている。
