ミレイの知性CTXTの2024年10月6日の漫画
先週は話題になったが、あれから何度も雨が降ったし、ミレイのアナーコ資本主義ウルトラリベラルのでたらめな嵐は日常茶飯事だ。スタッフたちを楽しませ、何でも話題にする騒動がない日はない。それが長髪のひねくれ男の話題のひとつである限りは。
政治家にとって、メディアでよく売れる見出しほど好きなものはない(ミレイは、自分は政治家ではない、別の何かだと断言している)。たとえそれが煙と鏡であろうと、まったくの無であろうと。
要は、5月にOpenAI、グーグル、アップル、メタとミーティングを行った後、危機的状況にあるアルゼンチン国家を変革するためにグーグルのAIを使うことを検討しているということだ。ただそれだけのことで、それ以上の情報や詳細はない。見出しをよく振ってみてください。
アルゼンチンでの会話では、ボサボサの髪の男が小さなカラーミラーを売りつけられ、大喜びでそれを買ったというのが何度かあった。
ミレイが「より効率的にする」と意図する国家改革には、グーグルの「モジュール」が使われる。
「グーグルのスタッフと話し合いました。同社は人工知能を使って国家改革を行うモジュールを持っているので、我々はそれを進めていくつもりだ」と語った。
「昨晩と今朝、きっちり時間をかけて取り組んでいます」ともう一人が言った。
しかし、彼はそれだけにとどまらず、アルゼンチンに最小限の規制で「世界で4番目の人工知能センター」を作りたいと言っている(超自由主義的な専門用語で何を意味するかはおわかりだろう)。
政府や報道機関によって伝えられたことが、答えよりも疑念や疑問、懸念を生むだけなら、それは情報ではなく、尊大なプロパガンダに覆われた大きなウンコである。