2013年以来ワシントン・ポストのオーナーであるジェフ・ベゾスは、同紙がカマラ・ハリスへの投票を呼びかけることを阻止した。同紙は、どの選択肢も明確に支持することができなくなる。これは約半世紀にわたる伝統を破るものだ。
等距離にとどまる」という決定を公表したわずか数日後、同紙は有料読者の約8%にあたる20万件以上のデジタル購読を失った。
ワシントン・ポスト紙のコラムニスト16人が抗議声明に署名し、この動きへの憤りを表明した。
ベゾスの命令に反論する漫画がさまざまなメディアに掲載されているが、その一部をご覧いただきたい。これらのジョークの多くは、ワシントン・ポスト紙が2017年に採用したスローガン「民主主義は暗闇の中で死ぬ」を皮肉っている。
このところ最も多く出回っている漫画は、アン・テルネスによるものだ。漫画を黒く塗ったり、白のままにしたりすることは、すでにたくさん行われていることであり、新聞のスローガンがそれを明白にしたため、特に独創的というわけではないが、多くの人の目にこの漫画が異彩を放っているのは、Telnaesがワシントン・ポスト紙に勤めているからである。
アンは自分の仕事をしただけである。この辺りの読者やメディア関係者の多くは、ジャーナリストや漫画家の社説に対する歴史的な、そして誤解された無条件の「忠誠心」や、メディアの立場に対する辛辣な姿勢に慣れているため、このようなことはいまだに衝撃的である。