死の労働者2024年7月7日のCTXTの漫画
イスラエルはヨルダン川西岸地区の入植地に5295戸の住宅建設を承認した。
これは、占領下のヨルダン川西岸地区の入植地において、国際法上違法な新規住宅建設が許可された戸数としては、過去30年以上で最高となる。
大規模な土地の窃盗は何年も止むことがなく、占領者の唯一の意図を明らかにし続けている。国家テロリズム、組織的な絶滅と占領、そして難民キャンプや病院や 学校を含むあらゆる民間施設を爆撃する過剰殺戮の変種。
すべての敵対行為の終結と恒久的な停戦を求め続けているユニセフによれば、2023年10月以降、ガザの人口の90%が避難を余儀なくされている。その多くは子どもたちである。人々が移住を余儀なくされている場所には、基本的な生活必需品も治安もない。
大虐殺や継続的な人権侵害は、日常的なものとなっているため、メディアを驚かせることもない。必要な」殺戮が自然に行われるようになったのだ。彼らはそれを "戦争 "と呼ぶことを好む。いや、これは戦争ではない。これは生きた大量虐殺なのだ。
大量殺戮が常態化し、大量殺戮の噴出がまるでスポーツのスコアのような数字の脚注に過ぎなくなることだ。スペインの公共通信社EFEなど、一部の通信社は殺された人々を「死者」と呼び続ける。こうして時は流れ、大量殺戮の数字は膨れ上がり続ける。
数字の話になるが、これまでEuro-Med Monitorが"公式 "数字をわずかに上回る死者数を示していたのに対し、今月初め、『ランセット』誌は、ガザ虐殺の死者数を "控えめに "18万6000人以上と推定する論文を発表した。これは人口の約8%にあたる。
この冷ややかな数字が、大量虐殺を阻止するために介入することのできる、そしてその能力を持つ人々の根性をかき立てなければ、すべては失われる。
「最近の紛争では、間接的な死者の数は直接的な死者の数の3倍から15倍である。記録された37,396人の死者に対し、1人の直接死に対して4人の間接死という控えめな推定を当てはめれば、186,000人、あるいはそれ以上の死者が現在のガザ紛争に起因していると推定することは、あり得ないことではない。2022年のガザ地区人口を2,375,259人と推定すると、これはガザ地区総人口の7~9%に相当する。直接の死者数が28,000人であった2024年2月7日の報告書では、停戦がなければ、2024年8月6日までに58,260人(流行病やエスカレートがない場合)、85,750人(両方が発生した場合)の死者が出ると推定されている」。
ガザでの死者数を数える:ラシャ・カティブ、マーティン・マッキー、サリム・ユスフ著。ランセット。2024年7月5日発行。DOI:https://doi.org/10.1016/S0140-6736(24)01169-3