検閲による双子。CTXTの2023年7月15日付の漫画
以下は、PP-Voxウルトラ・ブロックによる最近の検閲の試み(一部はすでに完了している)のリストとそれぞれのリンクである。
ヴィクトール・オルバン率いるハンガリーの極右勢力のやり方も考えてみよう。そこではLGTBIをテーマにしたコミックを売っただけで莫大な罰金を課している。一方、スペインでは、コメディアンが「宗教を冒涜した」という罪で裁かれ続けているため、時代錯誤の 刑法524条と525条を廃止したり改正したりすることはできない。今回はモンゴル人がドックに入る番だった。
はるか昔に過ぎ去ったような時代の"美しい"イメージ。
28/06/2023- ヴァージニア・ウルフの『オーランドー』がバルデモリョ(マドリード)で上演された際、ヴォックスが検閲を行った。これは、就任直後の極右新文化・観光議員ビクトリア・アンパロ・ジル・モベジャンの最初の行動の一つであった。
29/06/2023- ムルシアの地元警察は、ロシオ・サイスのコンサートを胸を見せたとして中止させ、その直後に謝罪させた。
2023年07月01日- PPとVoxは、カンタブリアのベザーナ自治体で、バズ・ライトイヤーの最新作を検閲した。まったく自然な行為であるにもかかわらず、「ポルノ」と認定されるはずの検閲が、児童保護の言説に基づいて密かに行われたのだ。バカバカしい限りだ。
03/07/2023- PPがマヨルカで摂食障害を扱った劇を検閲。イデオロギー的」とは言い難い内容の検閲を決定したことを説明するのは難しい。
04/07/2023- ロペ・デ・ベガの戯曲「La Villana de Getafe」から性的陰口の削除を要求するヴォックス。もっとナンセンスだ。ヴォックス社によると、その撤回論議のひとつは、ロペ・デ・ベガの戯曲が「曲解」されていることは「理解できない」というものだ。
04/07/2023- PPブリビエスカ(ブルゴス)の町議会は、銃撃された共和党教師に関するチャリティー・イベントを中止した。その理由は、またしても一般的なものである。町役場によると、中止の理由は「治安」と「経済」。
12/07/2023- ボリアナ図書館で、ヴォックスとPPが「Cavall Fort」、「Enderrock」、「El Temps」、その他カタルーニャ語の雑誌に拒否権を発動。
Segre.comによると、この事件は、文化担当のヘスス・アルビオール議員(Vox)が個人的に雑誌を撤去するために図書館に出向いたが、職員が書面による命令を受けるまで検閲の要求に応じなかったため、撤去できなかったというのだから、特に驚くべきことである。
2023年08月01日- メキシコのジャーナリストで作家のリディア・カチョは、民衆党とヴォックス社が女性に対する暴力を題材にした劇『La infamia』の上演を取りやめたことを非難し、2年間ツアーを行い、いくつかの賞を受賞した劇に対するトレド市議会の検閲行為であると考えている。
数ヶ月前に戻って、他の例を見ることもできる。
20/10/2022- 『ヴォックス』誌は、聖テレジアを題材にしたパコ・ベゼッラの戯曲の上演を中止したマドリード市を称賛する。ゴンサロ・バベ(『ヴォックス』誌)によると、公演が中止されたのは、「危険でグロテスク」であり、「スペイン文化と教会の聖なる博士に損害を与えた」からだという。
2019/07/31- マドリード市議会がアラバカでのペドロ・パストールのコンサートを禁止、そのわずか1ヶ月前にはアルメイダが「テロを美化している」としてデフ・コン・ドスのコンサートを中止していた。
このような安っぽいトランプ主義者たちは、時折、漫画にも迷惑しているが、どのような場合でも、彼らはそれを隠蔽しなければならない。表現の自由が当然のように守られるのは良いことだ。
そして唯一の戦略は、嘘をつき続けて相手を非難することだが、それが彼らの教区なのだ。彼らは何でも飲み込む。
笑うべきかどうか。